~見えない敵との戦い~
すぐに詩織にメールした。

『詩織、お願い。
明日警察に一緒に行って。』

『もう耐えきれない。
死にたい。』

「いくよ。絶対。

だからなにがあったか、

話せるとこだけ話せる?

だめなら電話して?」

『うん…。

サイトで知り合った人に

脅されて・・・。

友達紹介しろって言われて。

友達売るのいやだ…

いろんなとこの写真、送っちゃった。

もう一人じゃどーもなんない。

どーしよう。

死にたい。』

「落ち着いて。

明日警察に行こう。」

『ありがと。

詩織がいてくれてよかった。

具合悪いから寝るね』

「うん。」

安心してたらまた、ケータイが鳴った。

~~~~~♪~~♪

「今日はお○っこの動画で許すから。」

返信はなしない。

もういやだ。

~~~~~♪~~♪

10分後またケータイが鳴る。

「胸の写真でいいよ。」

~~~~~♪~~♪

5分後

「おっ○い」

何回もメールがきた。

でも、詩織、ほんとにありがと。

詩織のおかげで今は心強い・・・。


< 21 / 28 >

この作品をシェア

pagetop