~見えない敵との戦い~
事務室を通って取り調べするための、

小さな個室に案内された。

女の人が案内してくれて、

その人が聞くのかな?って思ったけど、

女の人が部屋から出て、

男の人が入ってきて、

あたしの向えに座った

あたしは震えてきた。

――――――男が怖い。

そう思うようになっていた。

だけど、女の人が入ってきて、

あたしの隣に座った。

―――ホッとした。

「――さて、さっきの交番で話したこと、

もう一回詳しく教えてくれるかな?」

『はい…。』

スーハー…。

深呼吸をして話し始めた。

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