~見えない敵との戦い~
[それじゃあ、いろいろと

質問していいかな?]

『グスッ…はい。』

相手の名前、年齢、サイトの名前…

いろいろ聞かれた。

答えられないこともあった。

質問を何個かされた。

その時、

だれかが部屋に入ってきた。

{璃音ちゃん。

お父さんかお母さんに連絡したいんだけど、

どっちがいいかな?}

『…お、お父さんに…』

{…わかった。

じゃあ、電話番号教えてくれるかな?}

『はい…。』

それから、また質問責め…。

[警察に来て正解だよ。

なんで来ようと思った?]

『じ、自分でどうにか、

できなくなってきて…

詩織…に言えたら、

来ようって決めてたんです。』

〔一人でも話せる人がいて、

よかったね。〕

『コクッ』

[そしたら、

僕はちょっと書類作るから、

璃音ちゃんは、

横のお姉さんと話しててくれるかな?]

『はぃ。』

〔璃音ちゃんは、

珍しいね!〕

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