眠り王子×無関心姫②【完結】



「どういうこと?よーきちゃん。」

「え?だから、うちらも数え切れないくらいナンパされてるから玲くんばっか責めらんないよ、ってこと!!」




ふーん……


チラ、と舞憂を見てみれば。




「ふわぁあぁ……」



欠伸してるし。


…なんか、怒る気も失せる。




「舞憂〜」



ギュ、と抱き着けば。




「…暑いし。」とか言いながら振り払わない舞憂が大好き。


よーきちゃんたちに聞こえないように俺の耳元で「玲、大好き。」って言ってくれる舞憂が大好き。








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