眠り王子×無関心姫②【完結】




「見っけたー。走ってるってことは鬼から逃げてんのか?」

「……ううん。走ってただけ。」

「なにそれ。舞憂、カワイイ。」





玲の、顔が見れない…。


酷いことを言ってしまわないか、不安。





「舞憂?どうかした?」



ふ、と頭に玲の手が触れて。



「…………っ!!!!」





無意識に振り払ってしまった。



ヤバい……。





< 114 / 376 >

この作品をシェア

pagetop