眠り王子×無関心姫②【完結】
ひとしきり笑った後、玲はあたしをぎゅっと抱きしめた。
「……舞憂、ごめん。」
「ん。いいの。」
「……なんで怒ってたんだ?」
「お姉さんが玲にひっついてたからさ。」
「……妬いたんだ?」
「さあね。どうだか。」
「……舞憂、カワイイね。」
「玲のほうがカワイイ。」
「……舞憂、大好き。」
「……………。」
「……舞憂?」
「…あたしは、大大大大好きだけど。」
「〜〜〜〜〜っ!!!!もう!!!!!」
「ふふふ。」