眠り王子×無関心姫②【完結】




上がってみると、ベッドに寄り掛かって玲がテレビを見てた。





ばふっ―――



ベッドに飛び込むと、玲がチラリとあたしを見る。





「……手紙、とって。」

「ん。」



今なら、読めるかも。




カサッ……



「……それ、何語?」

「ドイツ語、かな。」




中身をチラッと見た玲だったけど、読めないからか目を逸らしてテレビに戻った。




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