眠り王子×無関心姫②【完結】
女は買い物に行くといって、出て行った。
ベッドに寝かされていたことに気付いてカーペットに降りる。
ケータイを開くと、愁、巧、尚からメールが来ていた。
とりあえず愁にだけメールを返す。
なんとなくわき腹が痛む。
そう思いながらボーっと座っていた。
女は家に帰ってくると、俺にチューハイを差し出した。
…コイツ、学生だろ?
ちゃんとしてそうに見えるのに、意外だった。
酒なんて、久しぶりに飲んだな。