眠り王子×無関心姫②【完結】






落ち着いてあたしの膝に上ってきた二匹をカゴに入れる。


まろんが寂しそうに鳴いて、めろんはあたしをじっと見てた。




「行ってくんね…?」



財布とケータイ。


服はもういっか…







パタンと家のドアが閉まる音は、空しい。











舞憂、あんたまた、無茶したんでしょ。


あたしがこんなに心配になるってこと、いい加減分かってよね…





ばーか。




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