眠り王子×無関心姫②【完結】



舞憂のお母さんが舞憂を見つめているのから目をそらして、軽穂を見る。


軽穂は椅子に座って肩を落としてた。




「…軽穂、落ち着いた?」

「あ、ああ……。」

「だったら、玲くんに連絡したら?」

「…やっぱ、そうだよな。」




多分、最後の意地だったんだろうけど。


舞憂のためにも、玲くんに会わせてあげたい。




――一体、軽穂はどうするつもりなんだろう。





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