眠り王子×無関心姫②【完結】
しばらく車で走ったら、舞憂が入院してる病院に着いた。
まつばんは舞憂のお母さんを見てかなりビビってた。
英語がまったくダメらしい。
ま、あたしが通訳してあげたけどね。
しばらく話をしたあとに、まつばんを車のとこまで見送った。
「お前、英語話せんのか。」
「まあね。舞憂に教えてもらったし。」
「ほー。」
「…なに?」
まつばんはしらっとした目を向けてくる。
なによ。
「なんでじゃあ、あんなに点数わりいんだ?」
そんな、ため息つきながら言わなくたってねう……?
「話しか出来ないの。読めないし書けないんだ〜」
「……はあ?」
なんだかグチグチ言われたけど、それは華麗にスルーした。