眠り王子×無関心姫②【完結】



舞憂の病室の前に立つと、何やら話し声が聞こえた。


『…―――!』

『……―』




んー。よく聞こえないけど、たぶん英語かな?

舞憂のお母さんたちが話してるんだろう。



…聞いちゃっても、いいかな?




あたしのちょっとした好奇心で会話を聞いてみることにした。




カラカラカラ…


なるべく音を立てないようにドアを開ける。



そこから漏れてくる会話を声をひそめて聞いた。




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