眠り王子×無関心姫②【完結】




開いていたドアから、二人が入ってきた。


ちょ、早くない?




うっ…


シンと目が合った。



なんか、冷たい目で見られてるし…





『舞憂、目が覚めてよかった。』

『と、父さん…。』

『私もシンも心配していたんだ。』

『ごめん…』



それから父さんは母さんを連れて部屋を出て行った。




楊杞も、軽穂に連絡するとか言って出て行ってしまった。




必然的に、あたしはシンと二人きり。





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