眠り王子×無関心姫②【完結】
それからはもう。
大人の話しも聞かず、相槌もままならないくらいに玲をガン見してた。
その玲はすました顔で話してるんだけど。
気に入らない。
『さあさあ、じゃあ若い二人で話しでもしたらどうかしら?』
『そうですね、それでは私たちは…』
いつの間にやら父親どうし、母親どうしで仲良くなったらしく。
和気あいあいとしながら部屋をでていった。
そのとたん。
「まー――――う!!」
「ぎゃっ!!」
玲が飛びついてきた。