眠り王子×無関心姫②【完結】
「ちょっと!離せ!」
「嫌だ!やっと舞憂に会えたんだからな!」
「…アホか!」
そんなこと言うくらいなら、なんで連絡くれなかったのさ。
「……舞憂、また入院してたんだって?」
「まあね…。」
軽穂にでも聞いたんだろう。
心配そうな顔で見てくる。
「もう、大丈夫なのか?」
「うん…。ただの寝不足だったらしいし…。」
まあ、平均体重より細いからいろいろ検査されたんだけど。
いたって健康だった。
てか、細くはないけど。