眠り王子×無関心姫②【完結】






ぎゅ、と玲の腕に力がこもるからあたしも強く抱きしめ返す。



玲の体温が、あったかい。




「…なんで、玲がここにいんの。」




桜井家と婚姻関係結べるほどの、金持ちだったの?実は。



「…まぁ、いろいろあったんだよ。」





そう言ってから、玲がゆっくりと話し出した。






< 353 / 376 >

この作品をシェア

pagetop