眠り王子×無関心姫②【完結】
少し静かになって、あたし達は誰ともなく布団に入った。
梨乃はもちろん、ベッド。
お嬢様だしね〜
「大丈夫です!!」って言い張ってたけど。
あたしは言い出したら聞かないからね。
自覚してます〜
んで……
「なんでこんなことに…」
まさかの玲と一枚の布団、ってやつ。
うそでしょ。
二人で寝るには狭すぎる…!!!
玲はものすごい笑顔だし。
はあ。
とにかく、寝ちゃおう。
そしたら狭いのも気にならないでしょ。