百もの、語り。
私はもちろん思いましたよ。
逆じゃない。って。
全然、幸運を呼んでくれてない。
それでそのブレスレットなんですが、
今は私の手元にあるんですよ。
彼女のお母さんが、
『あの子と一番仲良かったから。
よかったら、貰ってくれない?』って。
そう言われたら、
断れないじゃないですか。
本人も嬉しそうに着けていた物だし。
だから着けてみてはいるんです。
ほら、今もこうやって。
ふーっ
82本目の蝋燭が消えました。