百もの、語り。

83.占い



ある所に、占いの好きな子がいました。

その子は、最初の内は
雑誌やテレビ。インターネットなんかで、
誰かが占っている物が好きでした。

だけど段々、物足りなくなって
自分でも占いを始めたんです。


友人たちの間では、
その子の占いが当たると大評判。


彼女の占い方は、
タロットでも手相でも無く、紙と硬貨。

つまりはよくある、
こっくりさんのような物でした。


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