百もの、語り。
相談ごとに、正しく返したかと思えば、
死ぬ
死ね
殺す
そんな答えが続けて返される。
『○○君は、誰が好き?』と問えば
『あなた 死ね』みたいに。
それが続くと、今度は
段々、正しい返答が返ってこなくなり、
少女も、その友人たちも怖くなりました。
とりあえず、紙を燃やし、
その灰は流して捨て、
使った硬貨は自販機へ。
そうやって道具を手放しました。
これで大丈夫だよね。と、
少女たちは互いに納得したように肯き合いました。