百もの、語り。


ある心霊スポットに、
少女たちは数人で向かいました。


そこは街外れの廃墟で、
いくつかの部屋にある石を、
廃墟の庭に集めて持ち寄ると、
霊感が目覚める。

そんな噂のある場所でした。


だから少女たちは、
霊感を身に付けに向かったのです。


丁度、石の数は人数と同じ。

必然的に、1人1つを持つ事になりました

順調に見つかっていく石たち。


だけど最後の1つを探そうという時、
背後から足音が聞こえてきました。

1つではなく、複数の、
固い靴の、足音が。


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