百もの、語り。

98.だらけ



この学校の図書室は、
月に1度、生徒による掃除があります。


だけど毎日、
委員会か業者の手が入るので、
ほとんど汚れはありません。


だからと言って、
だらけてサボっていると、
いつの間にか周りには大勢の人。


みんな揃って、本を読んでいるんです。


その日は、
図書室は立ち入り禁止のはずなのに。


そこで掃除を再開すればいいんですが、
しないでいると、人が詰め寄ってくるそうです。


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