百もの、語り。
それで、どうしても彼女がどうなったのか
気になって、またやってみたんです。
そしたらやっぱりまた、
何かを訴えてきてるんですよね。
なんなのかなーって。
今度は、「はやくやめろ」って
そう読み取れました。
じゃあ、この水、流したらいいのかな?
そう思って、洗面所まで行きました。
でもうっかり手が滑って、
辺りに水をこぼしてしまったんですよ。
そしたらすっごい悲鳴が聞こえて。
水に映る彼女、バラバラでした。
やっぱり暫くしたら
全部見えなくなったんですけど、
また気になってしまって。
もう1度見てみたら、
彼女は元通りでほっとしました。
……怒られちゃいましたが。