百もの、語り。

お姉ちゃんは、
仕方ないなぁって、追いかけてくれたんだ

でもね、その時丁度、車が来たの。

私を追いかけてたお姉ちゃんは
その車の下に入っちゃってね……。


私、怖くてすぐに家に帰っちゃった。




当たり前だけど、すっごい怒られた。

私も謝ったよ?

いっぱい。

お姉ちゃんにも、おばさんたちにも。
たくさんごめんなさいしたの。


でもね、許してもらえなかった。

それで私の家は引っ越ししたんだ。
顔も見たくないって言われたから。

しょうがないよね、私の所為なんだもん。

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