百もの、語り。
んでさ、
『じゃあ行ってくるわ』って
外に出てさ……あ、俺んちに居たのね?
帰ってきたら、また人肌着て、
それからはもういつも通りだったんだ。
あいつの中身?
……何か、よく解らない感じだったよ。
グロくないから大丈夫。多分。
見た事無いような、別の生物?みたいな?
まるで服を脱ぎ着するように
自然にふるまってるからさ、
なんにもツッコめなかったんだ。
そんな事があったんだけど、
夢でも見たかなって、
信じられないし、忘れようとしたんだ。
あ、それでね
俺の悩みってのが対人関係だったんだけど
その事があった次の日、
相手が行方不明になっちゃってさ、
嫌な感じで解決しちゃったよ。
何が言いたいのかっていうとさ
……俺の親友、人間なのかな?
フッ
25本目の蝋燭が消えました。