百もの、語り。
そしたら、いきなり、
小指が落ちたんですね。
私ビックリして。
その人もビックリしてて、
痛い痛いって言ってたから
代わりに救急車呼んであげたんですよぉ。
私、偉いでしょ?
えへへ。
それで、紐はどこ行ったのかなぁ?って
周り見てみたけど、無かったんです。
でもまぁ、いいかぁって。
別にあれ、運命の相手に繋がってる訳でも無さそうだし。
あ、貴方は髪についてますねぇ。
ふーっ
35本目の蝋燭が消えました。