君ハ空ノ上
「まあ、既に時空を越えてしまってますから…
決まりでも教えときましょう。」
「決まり…?」
「はい。
『未来を変えない』ということです。」
ドクン…
心臓が騒ぎ始める。
未来を変えない…ってことは、尚輝を助けられないってことだよね…
「尚輝を…見殺しにしろって言うんですか…!?」
肩が小さく震えたのが、なんとなくわかった。
「見殺し…って…」
「だってそうでしょ!?未来を変えちゃいけないなら尚輝が死ぬっていう未来さえも変えちゃいけないってことじゃない!!
それなら…私は一体何のために未来から…」
決まりでも教えときましょう。」
「決まり…?」
「はい。
『未来を変えない』ということです。」
ドクン…
心臓が騒ぎ始める。
未来を変えない…ってことは、尚輝を助けられないってことだよね…
「尚輝を…見殺しにしろって言うんですか…!?」
肩が小さく震えたのが、なんとなくわかった。
「見殺し…って…」
「だってそうでしょ!?未来を変えちゃいけないなら尚輝が死ぬっていう未来さえも変えちゃいけないってことじゃない!!
それなら…私は一体何のために未来から…」