君ハ空ノ上
「ふわぁ…って桂木さん!?」


「あ…大夢さん。おかえりなさい!!」

私は笑いながら、慌てて涙を拭いた。



「やっぱり…悲しいですよね…」


「大丈夫です。一度決めたことですから。」


「でも…


………あ…」


大夢さんは窓の外を見て固まった。


「?」


私も目を向けるとそこには…


尚輝がいた。


「ヤッバイ!!」

大夢さんは慌てて席を立ち、どこかに行った。


尚輝は血相を変えてカフェにやって来た。


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