君ハ空ノ上

尚輝は私の変化に気づいてくれてたのか…


「ごめんね尚輝…

死ぬことは、私が自分で決めたの。」


「……は?」


「……事情があって…」


「事情って何だよ!?

わけわかんねぇよ!!

やっと付き合えたと思ったのに、その翌日にお前はもういないなんて…


残された方の気持ちを考えろよ!!

俺が納得できるように説明しろよ!!」


尚輝が大声で叫んだ。

目には、涙が浮かんでいる。


「そ、れは…「あなたのためですよ」


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