君ハ空ノ上
時空ヲ越エタ…?
「…………?」

気づいた時、私は学校の教室にいた。


私は寝てたのかな?


寝てる間に誰かが連れてきたの…?


「………!!」

けれど、違うということがすぐにわかった。


黒板に書かれている日付が昨日のままだった。


慌てて携帯を開くと、携帯に表示されている日付も昨日


「嘘…」

昨日って…どういうこと…?


私は、自分の異変に気づく。


身に覚えのない、懐中時計が首から金の鎖でぶら下がっていた。

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