甘い笑顔のキミ
☆ギリギリのキス
―――文化祭2日前―――
「………。」
「…渚、生きてる?」
横から顔を覗き込む舞。
屋上の壁にもたれながら軽く右手を振り返す。
舞は右手を確認すると「疲れてるねー」と言いながら
手作りのクッキーを口に放り込んでくれた。
…うん。おいしい。
そのまま無言で舞のクッキーを食べ続けていると、
隣で舞がくすくす笑った。
「昨日幸せだった分働けってことじゃない?」
「はい」とお決まりのミルクティーを渡してくれる。
「…私より幸せな人なんて山ほどいるよ。」
ごくり、と一口ミルクティーを飲む。
「……いや、昨日は誰よりも幸せだったけど。」
「………。」
「…渚、生きてる?」
横から顔を覗き込む舞。
屋上の壁にもたれながら軽く右手を振り返す。
舞は右手を確認すると「疲れてるねー」と言いながら
手作りのクッキーを口に放り込んでくれた。
…うん。おいしい。
そのまま無言で舞のクッキーを食べ続けていると、
隣で舞がくすくす笑った。
「昨日幸せだった分働けってことじゃない?」
「はい」とお決まりのミルクティーを渡してくれる。
「…私より幸せな人なんて山ほどいるよ。」
ごくり、と一口ミルクティーを飲む。
「……いや、昨日は誰よりも幸せだったけど。」