甘い笑顔のキミ
「え…?」

それってどういう意味…?

相川くんはにっこりと笑ってこっちを見ている。

なんか、今日の相川くん、
雰囲気が違う……。

いつもは爽やかなのに
今は…違う。

見てるだけでまるで酔ったような気持ちになる。

(なんだろ……。小悪魔っぽい…?)

…………いや、小悪魔って表現は男では使わないか。

首元に触れながらそんなことを考えて、
そこであることに気づく。

…………キスマークってことは、

私……相川くんに首元、キスされた…んだよね……?


その瞬間、鮮明に思いだされるさっきの行為に
今までの中で一番じゃないかってくらい
顔が赤くなった。

相川くんはそんな私を見てか、
クスクス笑っている。


「ほらっ、そろそろ作業しないと時間なくなっちゃうよ。早くやろ?」


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