甘い笑顔のキミ
「あ、ああ相川くん!?」
驚きのあまり、舌を噛みすぎてるけど、
今はそんなこと気にしてる場合じゃないよ!!
さっきはわけもわからず抱きしめられたけど、今はしっかりと頭も働いてるわけで。
今の状況をはっきり理解している脳が胸に余計な刺激を与えてくる。
見えない相川くんの表情を見ようと、顔をあげようとしても、頭を押さえる力が強すぎて上を向くことができない。
それでも少しずつ頭をずらして顔をあげようとすると、さらに強く押さえられた。
「……今、顔見たら、藤崎さんのこと襲っちゃうよ…?」
「……っ!?」
いきなり“襲う”なんて言葉が出てきて、体がピクリと跳ねる。
驚きのあまり、舌を噛みすぎてるけど、
今はそんなこと気にしてる場合じゃないよ!!
さっきはわけもわからず抱きしめられたけど、今はしっかりと頭も働いてるわけで。
今の状況をはっきり理解している脳が胸に余計な刺激を与えてくる。
見えない相川くんの表情を見ようと、顔をあげようとしても、頭を押さえる力が強すぎて上を向くことができない。
それでも少しずつ頭をずらして顔をあげようとすると、さらに強く押さえられた。
「……今、顔見たら、藤崎さんのこと襲っちゃうよ…?」
「……っ!?」
いきなり“襲う”なんて言葉が出てきて、体がピクリと跳ねる。