暴走族のお姫様Ⅰ〜Would like you〜
「落ち着いたか??」


龍二が私をお姫様抱っこをしながら1人用ソファーに座った


「ん??」


顔を覗き込んできた龍二


「うん…」


「お前ら、座れよ」


昴が声をかけるとみんなが座りだす


席は左側に雄大といつも私が座る場所に羅猪斗


右側に類と斗真


向かい側は昴


「何があった??話したくなかったらいいかんな??」


「いつものことだから…ごめん…今日は寂しくなっただけ…」


「そうか」


微笑みながら、私の頬を指でなぞる龍二


「出る…」


「雄大…??」


「…」


一度も振り返らず雄大はこの部屋から出た


ー愛美side endー
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