暴走族のお姫様Ⅰ〜Would like you〜
「ごめんね…」


力強く抱きしめ返してくれてるママ


「もぉ…ッ…無理ッ…だよ…ッ!!!!」


「ごめんね、愛美」


「ウゥ…ッ…ウァー…」


声を上げて泣く私


「でも愛ちゃん、雄大くん達が待ってるわよ??」


「嫌ッ、離れたくないッ!!!!!!」


「愛ちゃん、ママは遠いけどずっと見てるから」


首をブンブン横に振る私


「ママは何もしてあげられないけど、もっとみんなに甘えてご覧なさい??」


「ママじゃなきゃヤダ…」


「愛美が強い子だってこと知ってるよ??さっ、ママはもう行かなきゃ!」


「ママ!!!!!!!」


離れて歩き出すママを呼び止めた


「ありがと」


泣きながら微笑み言うと…


「「愛してる」」


ママと雄大の声もした


そこで私は白い光に包まれていった…
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