あお夢【短編】
バスから降りると、雨は、止んでいた。


帰り道を、私たちは二人で、並んで歩いた。

わたしは、啓くんを見た。


君は、感じてる?


今、手を伸ばしたら


完全に、君に届くよ。


君は、わたしだけのもの。






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