あお夢【短編】
「危ない、危ない。」

思わず、声に出してしまいそうになった。


今まで、ずっと押し殺してきたから時々、こんなふうに気持ちが爆発しそうになる。


やっと、啓くんにわたしの想いが通じたのだ。


大切にしたいだけ


ただ、それだけだった。




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