あお夢【短編】
君が、わたしの心を支配していく実感。


「ミズノ、あの本読んだ?」


「ミズノ、今度映画を見に行こうか。」


啓くんが、わたしの名前を呼ぶ声が、どこか自信があって嬉しそうだった。


そのたびに、ドキっとするけどわたしは、嬉しいんだ。




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