あお夢【短編】
ベッドに入ると、四葉のクローバーをそっと枕の下にしまう。



窓から月が見えた。温かい光だった。君も、どこかでこのおまじないやっているのだろうか。




いやいやいや、わたしは、小さく笑った。



「君が、おまじないなんて似合わないな。」


元気に暮らしているのならそれだけでいいのかもしれない。
お互いに・・・



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