ゆびきり
居酒屋で2時間。
ほろ酔いの頃に店から出て
そのままカラオケに行った。
「フリータイムでオール。抜けるのは自由!」
そう言ったトオは
はじまって2時間で姿を消していた。
僕はトイレに立ち
時計を見た。
夜中の3時6分をさしていた。
「僕もそろそろ抜けようかな…」
そんな独り言を言いながら
部屋から一番近いトイレに行ったら
男女既に使用中。
5分くらい待っても出てくる様子がない。
「こりゃ誰か中で吐いて寝てるな…」
僕はあきらめて一階下のトイレに行くことにした。
近くの階段を少し降りたら、非常口の扉が少し開いているのが見えた。
でも、さして気にせず通りすぎようとしたとき
「いいの?」
とトオの声が聞こえたから
「なんだまだいたのか」
なんて思って軽い気持ちでドアを開けてしまった。
ほろ酔いの頃に店から出て
そのままカラオケに行った。
「フリータイムでオール。抜けるのは自由!」
そう言ったトオは
はじまって2時間で姿を消していた。
僕はトイレに立ち
時計を見た。
夜中の3時6分をさしていた。
「僕もそろそろ抜けようかな…」
そんな独り言を言いながら
部屋から一番近いトイレに行ったら
男女既に使用中。
5分くらい待っても出てくる様子がない。
「こりゃ誰か中で吐いて寝てるな…」
僕はあきらめて一階下のトイレに行くことにした。
近くの階段を少し降りたら、非常口の扉が少し開いているのが見えた。
でも、さして気にせず通りすぎようとしたとき
「いいの?」
とトオの声が聞こえたから
「なんだまだいたのか」
なんて思って軽い気持ちでドアを開けてしまった。