ゆびきり
電話を切って3時間。

藍ちゃんがやってきた。


ピンクの短めのワンピースに華奢なヒールのサンダル。

本当に可愛い。


「今来なくてもよかったのに」

「えー!あーごめんね。またやっちゃった…」

藍ちゃんは少しうつむく。


「いや…すごい嬉しかったけど…。」


「え?」

赤くなった藍ちゃんのホッペにキスをした。



毎日一緒にいた幼馴染みの僕と藍ちゃんにとって、遠距離恋愛は何だか新鮮だ。


会うと蓄積した想いが溢れ出す。


今はその気持ちを確かめ合うだけでも充分。


そりゃ…
エッチもしたいけど…


僕の視線は
少し開いた胸元と
短いスカートと足の境目に自然と向いていた。



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