ゆびきり
僕の腕や背中に
華奢な腕が絡み付き

何かをねだるように力を込める。


「藍ちゃん?」


「たっちゃん…」


視線が交わったとき


僕と藍ちゃんは再び一つになった。



以前より、より深く。



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