ゆびきり
その後帰り際に
『義理チョコだよ』
とクラスの女子10人からそれぞれチョコレートを貰った。
カバンにチョコレートが入りきらないから
義理チョコを入れて渡してくれた紙袋に突っ込んだ。
教室の前の壁に掛かっている
大きな時計を見た。
ちょうど長針が動いた
「4時13分か…遅くなったな…」
そう言いながら気がついた
藍ちゃんは?
いつも一緒に帰ってるのに…
藍ちゃんの机を見ると
カバンが掛かっていた
後ろの棚にも荷物がある
それを確認して
視線を戻すと
袋に詰め込んだチョコレートが目に入った。
もしかして…
誰かにチョコレート渡しに行ってる?
急いで教室を見渡した
いない…
窓から廊下をみた。
いない…
『義理チョコだよ』
とクラスの女子10人からそれぞれチョコレートを貰った。
カバンにチョコレートが入りきらないから
義理チョコを入れて渡してくれた紙袋に突っ込んだ。
教室の前の壁に掛かっている
大きな時計を見た。
ちょうど長針が動いた
「4時13分か…遅くなったな…」
そう言いながら気がついた
藍ちゃんは?
いつも一緒に帰ってるのに…
藍ちゃんの机を見ると
カバンが掛かっていた
後ろの棚にも荷物がある
それを確認して
視線を戻すと
袋に詰め込んだチョコレートが目に入った。
もしかして…
誰かにチョコレート渡しに行ってる?
急いで教室を見渡した
いない…
窓から廊下をみた。
いない…