ゆびきり


藍ちゃんの唇はとても柔らかい


ふわふわした初めての感覚に少し震えた


そしてちょっとひんやりしている







僕の想像なんてものすごい超えた感触


何だか気持ちよかった。







このまま時間が止まるんじゃないかと
そう思えるくらい
穏やかな気持ちになった。








離れたくないけど


離れないといけないね。







僕はそっと唇を離した。







藍ちゃんはそっと目を開けた。




「藍ちゃん・・・好きだよ。」



僕はの口から自然に言葉が出た。




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