ゆびきり
要するに
彼女の思い描いてる理想のストーリーを
ちゃんと進めていけるかが問題なのかな。

漫画の男の子は
彼女の心の声を確実に捕らえ
実行にうつしてしていく


それ以外は…

好きだとか
いつも普通に言ってるし。

キスもしてるし…。


そういいながら全10巻の恋愛少女マンガを
2時間で6巻まで読んでしまっていた。


ちょうど恋のライバルが色々罠を仕掛けているところだった。

実際ライバルなんてそうそう現れるものじゃない。
僕はそう思ってはいたけれど
話の展開に夢中になる。


馬鹿にしてたけど
結構面白い。


「やば…もう風呂入って寝よ。」

時計は12時3分をさしていた。


読みかけの漫画をベットの上に開いたままふせて
お風呂に向かった。


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