いじめ
『……………………………え?』
「聞こえなかった?
あんたは今日からいじめのターゲット。
ウチらに絶対服従なの!
分かったら『はい』でしょ。」
『…え、ちょっと…何言っ…』
ガンッーー…
蘭は机を蹴られ、それに押し倒された。
『ぃたた…』
「何回言ったら分かるの?
イラつくなぁもうーー…」
バシッ
ビンタをされた。
『やめてっ!!友香理ちゃん!!』
「友香理さん、だろ?
それから敬語使えよ!!馬鹿女!!」
友香理はまた蘭に殴りかかってくる。
『ひっ……
みんなっ…誰かっ、助けっ……』
「誰も助けやしないよ。」
「そーそー、このクラスのみんな、俺達の見方だから。」
「分かったら返事。」
美奈、潤夜、彰も蘭の方に来た。
『……………は…ぃ…』
「やべぇ、そろそろ先生来るぞ」
「続きはまた後で♪」
「そーだねー」
「蘭、昼休み屋上来いよ」
「来なかったら………
お仕置きぃ〜♪
きゃははっ」
そう言って、それぞれ席についた。