不思議すぎる双子さん!




隣のクラスでは、悲鳴のような興奮したような声がしていた。



何があったのか・・・



。。。。


「どうも!橘祐介だよ!みんなよろしくね~俺、普段こんなだから,いつでも話しかけてね!あ!双子の姉がいるよ!なら、よろしく~」


この人で、こんな声が上がったのだ。

。。。。



双子の姉・・・?

誰だろ。



その時、橘優菜が、立ち上がり教室をとびだした。



「おい!てめぇらうるせぇぞ。こんな奴のどこがいいんだ?」



「ちょ!あんた何よ。その言い方。自分が美人だからって調子にのらないでよ。祐介くんに失礼でしょ。」



「フッ。ごめん。こいつ、双子の弟なんだが。」



「は?双子の弟?そうなの?祐介くん。」



「うん。実はそうなんだよ~。」



「ごめん・・・橘さん。」



「フッ」



橘優菜と橘祐介は、双子。
しかも、かなりの美男美女。
羨ましすぎる。
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