君と私!!


隆吾サイド


はぁ…

結局、活躍できんかった…

「「ありがとうございました!!!!」」


つかれた。

「隆吾♪
おつかれさま!」
「お、う。
花穂は、バスケまじ上手いなぁ…!」
「でしょ?笑
まぁ、バスケ以外は、なぁんもできないけどね!」


はぁ…
俺なんか…

影ちゃんにも負けてばっかで…

「でも…
隆吾は、すごいよね?」
「え?」
「野球も、ピアノも、勉強も…
自分のしたいことには、全力で取り組める!

努力の…証って言うのかなぁ?
そうゆうのが、たくさんあるよね!」


そう…なのかな?

「バスケは、あんまりできなかったかもだけど、
他のことで誰にも負けないじゃん!」
「慰めてくれてんの?」
「え、う、うん…
隆吾が落ち込んでたから。」


心配してくれたんだ…

本当、優しいやつ。

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