紙飛行機~君に捧げる御手紙~
彼女はつまらなそうに目線を上げた。


その瞬間。


目があった。


真っ直ぐな瞳で見つめられて
目が離せなかった。


思わず俺は笑いかけた。


彼女の方もびっくりしたみたいで
驚きながら頭を軽く下げた。




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