紙飛行機~君に捧げる御手紙~





紙飛行機はそれから毎日窓から入ってきた。


時には折りたたんだ写真が挟まっていた。


外に出れない私にとっては何よりの贈り物だった。


…誰なんだろ…?


…これなら…
もう少しくらい外に出れなくてもいいかな…。


< 4 / 44 >

この作品をシェア

pagetop